20年前、ウォーレン・バフェット氏がRVメーカーであるフォレストリバー社に投資したという驚くべき出来事があったが、この動きがバークシャーハサウェイ社(NYSE:BRK)にとって利益をもたらすものになるとは誰も予測していなかった。最近逝去したフォレストリバー社の創業者であるPete Liegl氏がこの成功の物語の中で重要な役割を果たしている。
出来事の詳細:バフェット氏はフォレストリバー社を買収する提案を受けた際に、RV業界には疎く、Liegl氏についてもよく知らなかった。それでもバフェット氏はフォレストリバー社の事業と8億ドルの価格に魅了された。バフェット氏はLiegl氏との短い打ち合わせの後、買収を申し出、合意に至った。
買収後、フォレストリバー社はアメリカで最大のRVメーカーの地位に浮上し、年間約60億ドルの売上を計上している。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたところによると、買収後も同社を率い続けたLiegl氏はバフェット氏から、”常識外の起業家”として賞賛され、彼の貢献がバークシャー株主の資産を大幅に増加させることになったという。
バフェット氏の年次報告書によると、この投資を通じてバフェット氏の資産における株式比率は2.5%増加したという。
バフェット氏がフォレストリバー社に投資を行った理由
リグル氏は謙虚な姿勢を貫き、自らの事業においても強い働きぶりを見せていた。彼の仕事への取り組みというのは極めてシンプルで、「最高の製品を、最高の価格で提供することが全てだ」と彼は業界紙であるRVビジネスに語ったことがある。
リグル氏の遺産は今もなおフォレストリバー社の成功に燃料を供給し続けており、バフェット氏の予期せぬ投資が賢明な決断だったということを示している。
今回の出来事の意味:バフェット氏がフォレストリバー社に投資を行ったことは、何ものにも縛られない能力を持っていることを強調している。バフェット氏はRV業界に長けているわけではなかったが、フォレストリバー社とその創業者であるPete Liegl氏に大きな可能性を見出していたのだ。
この決断が大変な利益をもたらし、フォレストリバー社は現在、アメリカの主要RVメーカーの地位を占めている。リグル氏のビジネスにおける哲学は、最高の製品を、最高の価格で提供するというものであり、これはバフェット氏の投資哲学と完璧に一致している。
この話は、ビジョンを持ち、予想外の場所で可能性を見出す能力の重要性を再認識させるものである。
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