アップル(NASDAQ:AAPL)は、企業として初めて、1兆ドルと3兆ドルの時価総額に到達した会社となった。
同社は現在、4兆ドルの時価総額マイルストーンに向かっている3社の内の1社である。新しい調査がアップルがこの新しいマイルストーンを最初に突破するか予測している。
出来事:アップルはこれまで多くの時価総額のマイルストーンを最初に突破したアメリカ企業だが、エヌビディア(NASDAQ:NVDA)はここ数年でかなりの価値を上積みし、現在では最も価値のある企業となっている。
6月末までに、3兆ドル以上の時価総額を持つ公開企業は、4兆ドルのマイルストーンを最も可能性が高いとされる3社が存在する。以下がその企業と6月末の時価総額の一覧表である。
- エヌビディア: 3.852兆ドル
- マイクロソフト(NASDAQ:MSFT): 3.697兆ドル
- アップル: 3.064兆ドル
最近、Benzingaはインスタグラムのフォロワーたちに、この新たなマイルストーンを最初に突破すると予想される企業についての調査を実施した。
「4兆ドルの時価総額に最初に到達すると思われる企業は、どの企業だと思いますか?」Benzingaはこのように尋ねた。
その結果、次の結果が得られた:
- エヌビディア: 79%
- マイクロソフト: 14%
- アップル: 7%
Benzingaは同様の調査をスレッド(Threads)でも行い、読者の回答は以下の結果となった。
- エヌビディア: 79%
- マイクロソフト: 17%
- アップル: 4%
総合的に見ると、エヌビディア社が投票の約80%を獲得し、他の2社に大きくリードする結果となった。この結果は、エヌビディアが現在時価総額でリードしているにもかかわらず、ここ数か月でしばしばマイクロソフトと交代することがあるため驚くことではない。
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なぜ重要なのか:エヌビディアは、過去1年間および過去5年間で最も高いリターンをもたらし、そして同調査の勝者となっている。以下は2025年6月30日の株価を基に、今年からのリターン、過去1年間のリターン、および過去5年間のリターンを示している。
企業名 | 今年初めから今日まで | 過去1年間 | 過去5年間 |
エヌビディア | +14.2% | +27.1% | +1,544.0% |
マイクロソフト | +18.8% | +8.9% | +141.2% |
アップル | -15.9% | -5.3% | +125.4% |
このリターンを、S&P 500を追跡するSPDR S&P 500 ETF トラスト(NYSE:SPY)と比較してみよう。ETFは今年初めから今日まで5.7%上昇し、過去1年間で13.3%のリターン、過去5年間で97.9%のリターンをもたらしている。
エヌビディアの時価総額は急速に上昇し、2023年5月には1兆ドル企業に昇格したばかりだ。このマイルストーンを達成してから2年も経たないうちに、エヌビディアは世界で最も価値のある企業となったのだ。
最近Benzingaが実施した別の調査では、読者に対して次の18年間で1000ドルを投資するとしたらどのような銘柄に投資するかを尋ねた。この調査では、エヌビディアが21%の投票率を獲得し、2位のアップルとの差は僅か4%であり、5位については12%の投票率でマイクロソフトとタイになった。
中小投資家の間でエヌビディアは引き続き人気の株となっており、AIが主要なテーマとなっていることもあり、半導体分野で新たなチップと製品を求める企業が同社を注目している。
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本研究は2025年6月27日から2025年6月28日までの間、Benzinga社によって実施された。 この調査は多様なバックグラウンドを持つ社会人のフォロワーの回答を含んでおり、調査への参加は全く任意であり、回答者には何らかのインセンティブは提供されていない。 この調査はInstagramで4160人、Threadsで47人の回答結果を反映している。
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