先週の金曜日、米国株は総じて高く終え、その日ダウ平均株価指数とS&P500は最高記録を更新した。主要なウォール街の指数は先週上昇し、ダウは約2%、S&P 500は約1.7%上昇した。
経済指標の面では、10月に-0.27だったシカゴ連邦銀行全国活動指数が、-0.40に低下し、-0.20という市場予想も下回った。一方、ダラス連邦銀行のテキサス州製造業活動指数は11月に-3の読みから-2.7に上昇し、市場予想の-2.4を上回った。
『ベス・アンド・ボディ・ワークス社』(NYSE:BBWI)の株価は、同社が市場予想を上回る好調な第3四半期の業績を発表し、2024年の業績見通しを上方修正したことを受け、月曜日に約16.5%上昇した。
S&P 500のほとんどのセクターがプラスで推移し、不動産、素材、および消費者向け雑貨株が最も大きな利益を記録した一方で、エネルギーとITの株は全体のトレンドに逆らい、下落して終えた。
ダウ平均株価は月曜日、約440ポイント高い44,736.57ドルで終了した。S&P 500は0.30%上昇し、5,987.37ドルで終え、ナスダック総合株価指数は0.27%上昇し、月曜日の取引で19,054.84ドルで終了した。
最優良取引先(BBY)(NYSE:BBY)、HP Inc(NYSE:HPQ)、Dell Technologies Inc(NYSE:DELL)から、本日も投資家たちは四半期決算を待ちわびている。
【CNNビジネスの「恐怖と欲望」指数とは?
現在の61.5の読みでは、先週の月曜日も指数は「欲望」のゾーンにとどまっており、その前の読みは60.8だった。
恐怖と欲望(Fear & Greed)指数とは、現在の市場センチメントを測定したもので、この指数が高いほど株価に壓力がかかるという考え方に基づいている。指数は7つの等価重量指標に基づいて計算され、0から100までの範囲を持つ。0は最大の恐怖を意味し、100は最大の欲望を示す。