CNN MoneyのFear and Greed指数は、月曜日にも引き続き全体のマーケットセンチメントが低下し、指数は「中立」圏に留まった。
月曜日、NASDAQはTesla, Inc(NASDAQ:TSLA)の株が急騰し、その一部がセッション中に100ポイント以上増加したことで、米国株は利益を上げた。総選挙で大統領に選出されたばかりのドナルド・トランプ大統領の自動運転の規制に関する方針見通しの報告に伴い、同社の株は5.6%急伸した。
先週、米国株は下落し、S&P 500は2.1%、ナスダック総合指数は約3.2%下がった。30銘柄からなるダウは、週間で1.2%減少した。
決算シーズンについては、S&P 500の約93%の企業がこれまでに四半期の決算の結果を発表しており、そのうち約74%が収益予想を上回っている。
経済データの面では、NAHB/Wells Fargo住宅市場指数は11月に46まで上昇し、10月の43に比べて7か月ぶりの最高値を記録した。
S&P 500のほとんどのセクターがプラスで推移し、エネルギー、通信サービス、およびコンシューマー・ディスクレッショナリー株が月曜日に最大の利益を記録した。ただし、産業株は全体的な市況トレンドに逆行し、セッションを下げで終えた。
ダウ・ジョーンズは月曜日に約55ポイント下落し、43,389.60で終了した。S&P 500は0.39%上昇して5,893.62、一方、ナスダック総合は0.60%上昇し、月曜日のセッション中に18,791.81で終了した。
投資家たちは、月曜日(米国時間)にWMT(NYSE:ウォルマート)、LOW(NYSE:Lowe’s Companies, Inc)、そしてMDT(NYSE:Medtronic Plc)の収益結果を待っている。
CNNビジネスのFear & Greed指数とは?
月曜日の読み取りが50.1の地点で、その前回の読み取りと比べて51.1だった。
Fear & Greed指数は、現在のマーケットのセンチメントを測定するものだ。この指数は、恐怖感が高まると株価に圧力が加わるという前提に基づいている。一方で強欲が高まると逆の効果が生まれる。この指数は7つの均等に重みを置いた指標に基づいて計算されている。この指数は0から100までの範囲を取り、0が最大の恐怖、100が最大の強欲を示している。
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