アナリスト予想では、ワシントン州レッドモンドに本社を置く同社は1株あたり3.22ドルの四半期純利益を報告すると見られている。これは前年の1株あたり2.94ドルから上昇した数字だ。マイクロソフトは、ベンジンガ・プロのデータによれば四半期売上高は684.4億ドル、前年同期で618.6億ドルに対して増収見込みとなっている。
同社は過去8クォーターでアナリストの売上高予想を上回り、総体的には過去10クォーターのうち9クォーターで売上高予想を上回った。
最近マイクロソフト株に関心が集まっていることから、一部の投資家は同社の配当からの潜在的な利益も考えているかもしれない。現時点で、マイクロソフトの配当利回りは0.84%になっている。1株あたり83セントの四半期配当額は年間332ドルになる。
マイクロソフトから月に500ドルを稼ぐ方法を考えたい場合、ます初めに年間で6000ドル(500ドル×12ヶ月)に対する目標を設定する。
次に、この金額をマイクロソフトの332ドルの配当で割る:6000ドル÷332ドル=1807株。
したがって、月に500ドルの配当収入を生むには、投資家は約712,030ドル相当のマイクロソフト、あるいは1807株を保有する必要がある。
月に100ドル(年1200ドル)というより保守的な目標を前提とする場合、同様の計算を行う:1200ドル÷332ドル=361株、または月額100ドルの配当収入を生むには142,248ドル。
配当利回りは、配当金の支払い額を現在の株価で割ったものである。株価が変動すると、配当利回りも変動する。
たとえば、ある株が年間配当2ドルを支払い、現在の株価が50ドルである場合、配当利回りは4%になる。ただし、株価が60ドルに上昇すると、配当利回りは3.33%に低下する(2ドル÷60ドル)。
逆に、株価が40ドルに下がると、配当利回りは5%に上昇する(2ドル÷40ドル)。
さらに、配当金自体も時間の経過とともに変動する可能性がある。これも配当利回りに影響を与える。企業が配当金を増額すれば、株価が変わらなくても配当利回りは上昇するし、逆に企業が配当金を減額すれば配当利回りは下がる。
MSFTの株価動向: マイクロソフトの株価は、2021年4月27日(火)に0.7%上昇した394.04ドルで取引を終了した。
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