Meta Platforms Inc(NASDAQ:META)は、新たな記録を打ち立てた。月曜日、この株は16営業日続けて上昇し、これまでの最高記録を更新しました。
717.40ドルの時点で、この銘柄は過去最高値の725.01ドルにかなり近づいており、ウォール街では十分な銘柄とされています。
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AIの懸念には強く、成長を反映
中国のスタートアップ企業DeepSeekがAIを利用した売却を行った際には、(NASDAQ:NVDA)にも大きな打撃がありましたが、Metaは立ち向かいました。
AIハードウェアの需要に左右される半導体メーカーとは異なり、Metaには売上高が70%増加し、年間200億ドルの売上高を記録したAIパワードのAdvantage+ショッピング広告があります。
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ザッカーバーグのパフォーマンス粛清
この株の急上昇にも関わらず、メンローパークの中での状況は全く順調とは言えない。Metaは、パフォーマンス重視の粛清を行い、今週3000人の従業員を削減します。その中には、アルゴリズムの開発などの仕事に特化した従業員も含まれているとされています。CEOのMark Zuckerbergは、AIとメタバースの賭けを倍増させるとして、2024年と2025年は「困難な年になる」と警告しています。
Zuckerberg氏は、コメディアンのJoe Rogan氏のポッドキャストで、自社の中位エンジニアをAIシステムで置き換える計画を発表しました。
一方で、ウォール街の投資家たちはこのニュースにはほとんど動じません。過去のレイオフとは違い、投資家は「より効率的で成長するMeta」を見ており、肯定的な意見が多いようです。
Metaの株価チャートは「上昇」を叫ぶ
Metaの株価は8日線、20日線、50日線、200日線を上回っており、そのトレンドは明らかに上昇しています。MACD(移動平均収束拡散)インジケーターは28.12、RSI(相対力指数)は80.22と、強い勢いを示しています。しかし、これだけRSIが高いと、株価が過熱している可能性もあります。
次なる展開は?
NVIDIAの四半期決算がまだ残っているため、AI取引には新たな動きが見られるかもしれません。
しかし、今のところMag 7銘柄の中で収益発表後に上昇を続けたのはこの株だけです。そして、投資家たちは今のところ、この株には自信を見せているようです。そのため、株価は上昇し続けるのか、それとも一服を取るべきなのか、これからの動向が注目されます。
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