ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(NASDAQ:WBA)が第2四半期の決算を4月8日(火)の前場取引前に発表する。
アナリスト予想によると、今四半期の1株当たりの利益は53セントになる見込みで、前年同期の1.2ドルから減少する。Benzinga Proのデータによると、ウォルグリーンは今四半期の売上高を380億ドルと見込んでおり、1年前が370.5億ドルだったのと比較している。
3月6日、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは、プライベートエクイティファームのSycamore Partnersによる買収合意を締結している。
ウォルグリーンに関する最新のニュースが話題となっている中、同社の配当をめぐりインベスターの間で関心が寄せられている。現状、ウォルグリーンの年間配当利回りは9.36%となっており、1株当たりの四半期配当金は25セント(年間1.00ドル)となっている。
では、どのようにして投資家はこの配当利回りを利用して、毎月500ドルの収益を得ることができるのだろうか?
配当だけで毎月500ドル、年間6000ドルを得るためには、投資額として約6万4080ドル、または約6000株が必要になる。
計算方法:望ましい年間の利益(6000ドルまたは1200ドル)を配当(今回の場合は1.00ドル)で割る。つまり6000ドル/1.00ドル=6000株(月額500ドル)および1200ドル/1.00ドル=1200株(月額100ドル)。
ただし、配当利回りは、時間の経過とともに配当金と株価が変動するので、常に変動している点に注意。
仕組み:配当利回りは、株の現在の価格で年間配当金を割ったもので計算される。
たとえば、株が年間2ドルの配当を支払い、現在の株価が50ドルの場合、配当利回りは4%(2ドル/ 50ドル)になる。したがって、株価が60ドルになった場合、配当利回りは3.33%(2ドル/ 60ドル)となる。
逆に、株価が40ドルに下がった場合、配当利回りは5%(2ドル/ 40ドル)に上がる。
同様に、配当金の変動も配当利回りに影響を及ぼす。企業がより多くの配当金を支払うことで、配当利回りも増える。売り上げが同じであれば、株価が上がれば配当利回りも上がり、逆に株価が下がれば下がる。
WBAの株価アクション:先週金曜日、ウォルグリーンの株価は10.68ドルで3.4%下落した。
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