ゴールドマン・サックス・グループ(Goldman Sachs Group Inc)(NYSE:GS)は、1月15日(水)のオープン前に第4四半期の決算を発表する予定だ。
アナリストの予想では、このニューヨークに拠点を置く投資銀行の1株当たりの四半期利益は8.35ドルになる見込みだ。この数字は、前年同期の1株当たり5.48ドルから上昇している。ゴールドマン・サックスは四半期収益が124.2億ドルを見込んでいるが、この数字は前年同期の113.2億ドルから増加しているとのことだ(Benzinga Pro調べ)。
月曜日、バークレイズのアナリスト、ジェイソン・ゴールドバーグ氏はゴールドマン・サックスを「オーバー・ウェイト」のレーティングを維持し、株価予想を588ドルから713ドルに引き上げた。
ゴールドマン・サックスに関心が高まる中、同社の配当からも利益を得ようとする投資家もいるかもしれない。現時点で、ゴールドマン・サックスは1株あたり3ドル(年間12ドル)の四半期配当という形で、年率2.07%の配当利回りを提供している。
ゴールドマン・サックスから1か月に500ドルの収入を稼ぐ方法を考えてみると、まず年間6000ドル(500ドル×12か月)という目標からスタートする。
次に、この金額をゴールドマン・サックスの12ドルの配当で割ってみる。つまり、6000ドル÷12ドル=500株となる。
よって、投資家が1か月に500ドルの配当収入を得るためには、約290,060ドル相当のゴールドマン・サックス株または500株を保有している必要がある。
「100ドル/月(年間1,200ドル)」というより保守的な目標を設定した場合も同じ計算を行う。すなわち、1,200ドル/12ドル=100株、あるいは1か月あたり100ドルの配当収入を得るためには、約58,012ドル相当のゴールドマン・サックス株を購入する必要がある。
なお、配当利回りは、配当の支払い額と株価がいずれも時間とともに変動するため、常に変動する指標である点に注意が必要だ。
配当利回りは、年間配当額を現在の株価で割ることによって計算される。株価が変化すると、配当利回りも変化する。
例えば、株が年間2ドルの配当を支払い、現在の株価が50ドルの場合、配当利回りは4%になる。しかし、株価が60ドルに上昇した場合、配当利回りは3.33%に低下する(2/60)。
逆に、株価が40ドルに下がった場合、配当利回りは5%に上昇する(2/40)。
また、配当支払い額自体も時間の経過とともに変化することがある。この変化が配当利回りにも影響を与える。
株価の変動:火曜日の取引で、ゴールドマン・サックスの株価は0.6%下落し、580.12ドルで取引を終えた。
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