火曜日、CNNマネーの「フィア アンド グリード指数」が総合的な恐怖度が上昇し、指数が「極度の恐怖」ゾーンにとどまった。
米国株は、ホワイトハウス報道官カロリン・リーヴィットが、ドナルド・トランプ大統領の中国製品に対する報復的な104%の関税措置が、4月7日午前0時1分(米東部時間)に発効すると確認したことを受けて、下落して取引を終えた。
ファング株のうち、Apple Inc(NASDAQ:AAPL)は急落し5%下がった一方、Tesla Inc.(NASDAQ:TSLA)は4.9%、Amazon.com Inc.(NASDAQ:AMZN)は2.6%下げた。Nvidia Corp.(NASDAQ:NVDA)の株価も1.4%下落した。
火曜日、Walgreens Boots Alliance Inc(NASDAQ:WBA)は第2四半期の業績が予想を上回る数字を発表した。
経済データの面では、3月のNFIB(全米中小企業連盟)小売業態指数は3.3ポイント減少し、97.4を記録。これは2024年10月以来の最低水準であり、市場予想の101.3からも下回った。
米国株の全セクターがマイナスで終了、特に火曜日は消費財・素材・エネルギー株が大幅に下げた。
火曜日の取引終了時、ダウ平均株価は約320ポイント下落して1万3645.59で推移。S&P 500指数は1.57%減の4982.77で終了し、ナスダック総合株価指数は2.15%減の1万5267.91で終了した。
本日、投資家たちは、Delta Air Lines, Inc(NYSE:DAL)、The Simply Good Foods Company(NASDAQ:SMPL)、およびConstellation Brands, Inc(NYSE:STZ)の決算結果を待っている。
【CNNビジネスのフィア&グリード指数とは】
火曜日の時点で、指数の現在の値は3.8で、先行値は4.5だった。
「フィア&グリード指数」は現在の市場センチメントを図る指標であり、株価が上昇する圧力の要因が恐怖よりも、株価が下落する圧力の要因が欲望の方が大きいという前提に基づいている。この指数は7つの等倍重み指標に基づいて計算される。指数は0~100の範囲内で数値が変動し、0は最大恐怖を意味し、100は最大の欲望を意味する。
写真提供:Shutterstock