先週木曜日(12月2日)、全体の市場感情は下落したが、CNNマネーのFear and Greed指数は依然として「Greed」ゾーンにありました。
連邦準備制度(FRB)が11月の雇用統計を発表する前日、株式市場は下落。ダウ平均株価はセッション中に200以上のポイントを下落、3大指数も全てが堅調な動きを見せ、新記録を打ち立てました。
木曜日、Kroger Company(NYSE:KR)の第3四半期の売上は予想を下回る結果を発表しました。また、Dollar General Corporation(NYSE:DG)は3四半期の調整後1株利益が89セントで、前年同期比29.4%減の結果を発表し、94セントのコンセンサスを下回りました。
経済データの面では、11月30日に終了した週の米国の新規失業手当は224,000件に増加し、先週の213,000件から市場予想の215,000件を上回っています。一方、10月の米国の貿易赤字は73.8億ドルに縮小しました。市場予想の75.0億ドルの赤字の見通しと比較しても、前月の改訂後の83.8億ドルの赤字に比べても縮小しました。
S&P 500の多くのセクターはマイナスで終了し、木曜日には資本財・素材・ヘルスケア株が最大の損失を記録しました。ただし、消費者向け雑貨・消費者向け必需品の株式は全体の市場のトレンドに逆らい、プラスで終了しました。
木曜日、ダウ平均株価は約248ポイント安の44,765.71で終了しました。S&P 500は0.19%減の6,075.11、一方ナスダック総合株価指数は0.17%減のそれぞれ19,700.72で終了しました。
本日、米国株式の展望については、Genesco Inc。 (NYSE:GCO)、BRP Inc。 (NASDAQ:DOOO)、Kirkland’s, Inc。 (NASDAQ:KIRK) から決算が発表されます。
【CNNマネーのFear & Greedインデックスとは?】
木曜日の時点で55.8という現在の読み取り値は、先週の読み取り値56.9に対しても「Greed」ゾーンに留まっています。
Fear & Greed Indexとは、現在の市場感情を測定した指数で、この指数は以下の7つの等重指標に基づいています。前述のように、この指数は0から100の範囲で算出され、0は最大の恐怖、100は最大の欲望を意味しています。
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写真提供:シャッターストック