Datadog, Inc. (NASDAQ:DDOG)は先週、四半期決算を発表した。発表後、株価は下落した。
ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)プラットフォームは、前年同期比25%増の7億3773万3000ドルの収益を記録し、ウォール街の予想額である7億1454万ドルを上回った。
調整後1株利益(EPS)は49セントで、アナリスト予想の44セントを上回った。
12月31日時点で、Datadogは年間繰り返し売上(ARR)1億ドル以上の顧客3610社を抱え、これは前年同期比13%増となった。調整後総利益率は100ベーシスポイント(bps)減の82%、調整後営業利益率は400 bps減の24%となった。
12月31日時点で、Datadogは42億ドルの現金及び同等の資産を保有し、フリーキャッシュフロー241百万ドルを生み出した。
共同創業者兼CEOのオリヴィエ・ポメル氏は、2024年について言及し、新たな機能と機能を提供し、クラウドへの移行や次世代AIなど新しい技術を採用する際に顧客が助けを求めることができると述べた。2025年には、最新の監視、クラウドセキュリティ、ソフトウェア配信、クラウドサービス管理、製品分析において、複雑なチャレンジを抱える顧客に助けていくことになる。
見通し:Datadogは第1四半期の売り上げが7億3700万ドルから7億4100万ドルと予想しており、これはウォール街予想額の7億4029万ドルを下回る。調整EPSは0.41ドルから0.43ドルを予想しており、これは0.46ドルのコンセンサスを下回る。
Datadogは2025年度の売上高を31億7500万ドルから31億9500万ドルと予想しており、これはコンセンサスの32億4000万ドルを下回る。調整EPSは1.65ドルから1.70ドルを予想しており、これは2.05ドルのコンセンサスを下回る。
過去12ヶ月間でDatadog株は12%以上上昇した。1月、Stifelのアナリストであるブラッド・リーバック氏は、Datadog株をBuyからHoldに格下げし、2025年度を通じた売上高および総利益率の両面での課題を挙げた。
同アナリストは、Microsoft(NASDAQ:MSFT)のOpenAI契約の更新は大きな成長をもたらさず、同社が契約の更新時に典型的に行う価格設定の圧力が加わると述べた。また、DatadogのAmazon Web Servicesの成長が2025年度第4四半期および全体で減速を続ける可能性がある。
株価:Datadog株は、この記事執筆時点で10.2%安の133.08ドルで推移している。
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