<JPモルガン>のセバスティアーノ・C・ペティアナリストは、Cable One, Inc.(NYSE:CABO)の株価予想を420ドルから325ドルに引き下げたが、ナイトリー・レーティングを維持した。
ペティアナリストは、この変更を「合理的な価値」と感じていると述べている。これは、この銘柄の株価が過去1年間について15%下落したことと、アナリストが予想する企業の利益成長が低調であるという理由からだ。さらに、ペティ氏はCable Oneの供給エリアの約10%が新たなファイバーコンペティションに直面し、ファイバーの建設が加速していると指摘しており、会社の最新のマーケット戦略がブロードバンド加入者数の成長にプラスの影響を与えるかどうかはこれから見極める必要があると結論付けている。
2025年についてペティ氏は、ブロードバンドネット追加が+5,000名(前回は+14,000名)で、ブロードバンド収益の低下とコスト上昇により、EBITDAが3%減の8億2000万ドルになると予想している。
特に、ペティ氏によれば、会社のEBITDAの減少率は2025年に改善すると予想しており、ブロードバンド収入が安定する(一方、昨年度比5.5%減少したのに対し、ペティ氏はARPU(1ユーザーあたりの平均収益)の改善と、売上原価、一般管理費の節約によるものだ)。
なお、ペティ氏は、2025年に会社が採用した新しいゴートゥーマーケット戦略と、総追加収益の増加を重視することで、一般管理費が少し増加するだろうと見ている。
また、ペティ氏は、2025年のCable Oneの総収益が15億4000万ドル(前年比0.8%減)、利益率が53.2%(前年比-80bps)になると予想している。
先月、同社は第4四半期の米国会計基準(GAAP)による1株当たり純損失が18.71ドル(フェアバリュー調整と非キャッシュ減損を含む)を報告し、売上は3億8721万ドルでした(予想は3億8956百万ドル)。
株価の変動: 最終確認時点でのCABOの株価は1株254.91ドルで、前営業日比2.03%下落
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