ディアー・アンド・カンパニー(NYSE:DE)は、5月15日(木)のオープン前に第2四半期決算を発表する予定だ。
アナリストは、イリノイ州モリンを拠点とするこの企業が1株当たり5.64ドルの四半期純利益を報告すると予想している。これは、前年同期の1株当たり8.53ドルから減少する見通しである。Benzinga Proのデータによると、ディアーは今四半期の収益を107.9億ドルと予想しており、前年同期の136.1億ドルから減少する見通しだ。
4月22日、オッペンハイマーのアナリスト、クリステン・オーウェン氏は、ディアーに対するOutperform(投資家保護の観点から、市場全体のリターンよりも高いリターンを出すと見込まれる)のレーティングを維持し、株価予想を510ドルから513ドルに引き上げた。
ディアーに関心が集まっているという最近の動きを受けて、同社の配当からの潜在的な利益を見込む投資家もいるだろう。現時点でディアーの年間配当利回りは1.30%である。1株当たりの配当は四半期ごとに1.62ドル(年間6.48ドル)である。では、投資家はどのようにしてディアーの配当利回りを利用し、毎月500ドルの収入を得ればよいのだろうか?
配当だけで月500ドル、年間6,000ドルの収入を得るためには、投資額は約461,676ドル、株式数は約926株必要である。月100ドル、年間1,200ドルの収入を得るためには、投資額は約92,235ドル、株式数は約185株必要だろう。
計算方法:望ましい年間収入(6000ドル、1200ドル)を配当(この場合6.48ドル)で割る。つまり6000ドル÷6.48ドル=926株(月500ドルの場合)、1200ドル÷6.48ドル=185株(月100ドルの場合)。
この配当利回りの計算方法は、配当支払額と株価が時間の経過とともに変動するため、ローリングベースで変わる可能性がある。
その仕組み:配当利回りは、株の今の株価で年次配当支払額を割って算出される。
例えば、株が年次配当支払額2ドルで現在の株価が50ドルの場合、配当利回りは4%になる(2ドル÷50ドル)。しかしもし株価が60ドルに上昇すると、配当利回りは3.33%に低下する(2ドル÷60ドル)。逆に、株価が40ドルに下がると、配当利回りは5%に上昇する(2ドル÷40ドル)。
同様に、配当支払額の変化も配当利回りに影響する。企業が配当を増額した場合、株価が同じままであれば配当利回りも増加する。逆に、配当支払額が減額されると、配当利回りも減少する。
DEの株価アクション:火曜日、ジョン・ディアというブランド名で事業を展開するディアーの株は0.6%上昇し、498.57ドルで取引を終了した。
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