3月4日(火)の始値前に、ターゲット(Target Corporation)(NYSE:TGT) は第4四半期決算を発表する予定だ。
アナリストは、今四半期の1株あたりの利益は2.25ドルと予想している。一昨年同期は1株あたり2.98ドルの利益を報告していた。ターゲットの今四半期の売上は308.5億ドルの見込みで、1年前は319.2億ドルだったという。Benzinga Proのデータによると、アナリストたちは、この四半期の1株当たりの利益が2.25ドルに低下すると予測している。
2月26日、JPモルガン(JP Morgan)のアナリスト、クリストファー・ホーバース氏は、ターゲットを「ニュートラル」のレーティングを維持し、株価予測を139ドルから146ドルに引き上げた。
ターゲットについて最近話題になっていることもあり、同社の配当から利益を得ることに投資家の関心が集まっているかもしれない。 現時点で、ターゲットは年3.61%の配当利回りを提供しており、1株あたりの四半期配当額は1.12ドル(年間4.48ドル)となっている。
さて、投資家はどのようにして、毎月500ドルの利益を確保することが出来るのだろうか?
配当利回りを利用して、毎月500ドル、または年間6,000ドルの利益を確保するには、約164,028ドル、または約1,339株の投資が必要となる。 また、100ドルの利益、または年間1,200ドルの利益を確保するには、32,830ドル、または268株の投資が必要となる。
計算法:希望の年間配当総額(6,000ドルまたは1,200ドル)を、四半期配当の額(この場合4.48ドル)で割る。したがって、6,000ドル/4.48ドル=1,339株(月500ドル)、および、1,200ドル/4.48ドル=268株(月100ドル)。
なお、配当利回りは、配当支払いと株価が時間の経過とともに変動するため、常に変動することに注意が必要だ。
その仕組み:配当利回りは、年間配当額を株式の現在の価格で割ることで計算される。
例えば、ある銘柄が年間配当2ドルを支払い、株価が50ドルであれば、その銘柄の配当利回りは4%となる(2ドル/50ドル)。 ただし、株価が60ドルに上昇すれば、配当利回りは3.33%に低下する(2ドル/60ドル)。 株価が40ドルに下落した場合、配当利回りは5%に上昇する(2ドル/40ドル)。
同様に、配当支払いの変更も利回りに影響を及ぼす。 企業が配当を増やす場合、同じ株価の場合、利回りも高くなる。 逆に、配当支払いが減少すると、利回りも減少する。
TGTの株価アクション:
木曜日、ターゲットの株は1.2%下落し、122.50ドルで取引を終了した。
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