著名な財務教育者であり著述家のロバート・キヨサキ氏は、2025年までにビットコイン(仮想通貨:BTC)の価値が著しく上昇すると予測し、一方でブラックロック(Black Rock)が仮想通貨を扱うことに不信感を示した。
出来事:先週金曜日、キヨサキ氏はFacebook(X)上で投稿し、ブラックロックの最高経営責任者(CEO)であるラリー・フィンク氏がビットコインを取り扱う姿勢に懸念を示した。
フィンク氏は「マルクス主義者」であり、「株主資本主義者」であるとキヨサキ氏は非難し、そのような人々は個人的な利益のためにビットコインの価格を抑制していると主張した。
「ラリー・フィンクがビットコインを売り払ってる。VIVEKはフィンクとブラックロックはマルクス主義者だと警告した。Vivekは、フィンクとブラックロックはステークホルダーキャピタリストではなく、シェアホルダーキャピタリストであるとフィンク氏に警告した。シェアホルダーキャピタリストはマルクス主義者・・・つまり、クラウス・シュワブ氏のような人。シュワブ氏はこう言っている:『いつの日か、何も持たずに幸せになります。』 」とキヨサキ氏は投稿した。
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Larry Fink dumping Bitcoin. VIVEK warned Larry Fink of BLACK ROCK is a Marxist. Vivek warned Fink & Black Rock are Share Holder Capitalist not Stake Holder Caplitist. Share Holder Capitalists are Marxist….like Klaus Schwab who state: “Someday you’ll own nothing and you’ll be…
— Robert Kiyosaki (@theRealKiyosaki) December 27, 2024
キヨサキ氏は投稿において、ブラックロックのビットコインETFに不信感を示し、自分のウォレットにビットコインを保持することを好むと述べた。キヨサキ氏はフィンク氏とブラックロックに対して批判的な立場を取りながらも、2025年にはビットコインが35万ドルに達すると予測し、依然としてビットコインには期待を寄せている。
「自分のウォレットにビットコインを保持することが大好きだ。ブラックロックETFにはビットコインを預けたりしない。ビットコイン価格を抑制しているのはブラックロックで、そのためにクジラたちが10万ドル未満でビットコインを購入できる。私はこれからもビットコインを購入し続ける。ビットコインはこの先も高値を付けるからだ。 私はビットコインが2025年に35万ドルに達すると予測しています」とキヨサキ氏は投稿中に追加した。
なぜ重要なのか: キヨサキ氏のコメントは、仮想通貨市場における機関投資家の役割についての広範な議論の中でなされたものである。 キヨサキ氏のブラックロックとラリー・フィンク氏に対する批判は、潜在的な市場操作や大手企業の中核化といった懸念を反映している。
これらの懸念にもかかわらず、キヨサキ氏のビットコインに対する積極的な予測は、彼がビットコインの長期的な可能性に自信を持ち続けていることを示唆している。
キヨサキ氏の発言により、仮想通貨の分散型の精神と、従来の金融機関がますます関与するという間の悪い関係が明らかになった。
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