テスラ社(NASDAQ:TSLA)の研究者であるTroy Teslike氏は、2025年に同社が「サイバートラック」を2.1万台しか売ることがないと予想しており、これは2024年の売上よりも低い数字となる見込みだ。
出来事 Teslike氏がウォール街のアナリストは2025年の「サイバートラック」の売上を65,000台と予想しているが、自分の予測は21,000台だと、かつてのTwitterで今はX社となったSNS上での投稿で述べた。
2年間に渡りEV業界のリーダーである同社の納品数を追跡するTeslike氏は、2024年のサイバートラックの受注数を34,426台としている。ただし、2019年11月にこのトラックが発表されて以来、それを予約し待っていた顧客も含まれているという。
「受注残はもうない。過剰な生産と低需給のため、テスラは2024年に10,600台の未販売のサイバートラックを終わらせた」と研究者は述べ、今年中に安いサイバートラックのバリエーションが発売される可能性を否定した。
「サイバートラックは利益を上げることができないため、今年中に安いテスラトラックが発売される可能性は低い。もし安いバージョンが出たとしても、事態を悪化させるだけだろう」とTeslike氏は結論付けた。
Wall Street analysts estimate 65,000 Cybertruck sales in 2025, but I expect 21,000 units.
Deliveries were 34,426 units in 2024. However, this included many buyers who had been waiting since the reveal event in November 2019.
The order backlog is gone. Tesla ended 2024 with…
— Troy Teslike (@TroyTeslike) February 2, 2025
なぜ重要なのか Teslaのサイバートラックは2023年11月に発表された4年後のアメリカでの納品を開始した。同社は最初に限定シリーズのFoundationと名付けられたトラックだけを販売しており、これはこのトラックの非基礎シリーズよりもかなりお値段が高い。非基礎シリーズのサイバートラックが販売されるようになったのは2024年第4四半期のことだ。
非基礎シリーズのサイバートラックは現在、2種類のバリエーションが用意されている。価格の安い4輪駆動バージョンは79,990ドルから、価格の高いCyberbeastバージョンは99,990ドルから販売されている。
ただし、2019年11月の発表会で発表された際、テスラはこのトラックのバリエーションを3つ用意すると述べ、最も低価格な単一モーターリアホイールドライブ(RWD)バージョンが39,900ドルから、デュアルモーター4輪駆動バージョンが49,900ドルから、最上級のトライモーター4輪駆動バージョンが69,900ドルから販売される予定であった。発表時に予想されていた価格よりも高い価格での販売となってしまったが、当時の価格予測よりも高い価格での販売が行われており、これが潜在的な顧客や予約保持者を購入から遠ざけていると見られる。
ただし、テスラは今では、アメリカ合衆国に加えてカナダとメキシコでサイバートラックを販売している。月曜日には、アメリカ合衆国で電動車(EV)の「税額控除」が7,500ドルに引き上げられると発表したため、アメリカ合衆国内でこのトラックの4輪駆動バージョンが72,490ドルで販売が可能となった。
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写真提供:シャッターストック