電気自動車(EV)用バッテリーの中国メーカーである Contemporary Amperex Technology Co. Ltd.(以下、CATL)が、香港でのセカンダリ上場を検討していると報じられた。
出来事報道によると、CATLの香港でのセカンダリ上場には少なくとも50億ドルの資金調達が見込まれており、この件に詳しい関係者が明らかにしたという。同社は現在、潜在的なアドバイザーと話し合いをしており、上場は2025年前半にも実現する可能性があると報告は述べている。
ただし報告書は、CATLの計画にはまだ変化がある可能性があると指摘し、同社の検討事項は進行中であるとし、そのため香港でのセカンダリ上場が実現するためには、中国証券規制当局の承認が必要となる。
800万ドル以上の資金を調達した場合、2021年初にKuaishou Technology社が62億ドルの株式売却を行った以来、香港で最大の資金調達となる。 B しかし、CATLの潜在的な上場について、中国の証券規制当局の承認が必要となる。
CATLは、この動きについてのコメントのために、当初はすぐにもBenzinga からの問い合わせにはコメントしていない。
なぜ重要か CATLは世界最大のEVバッテリーメーカーであり、Teslaを含む多くの企業にバッテリーを供給している。同社は現在、深セン証券取引所に上場しており、年初来で株価が70%以上上昇しており、その結果、市場価値は約1.2兆人民元に達している。
香港での最大のIPOは2010年に行われたもので、その際にはAIA Group Ltd.という保険会社の上場が20億ドル以上の資金を調達したと報じられている。
現在、CATLは自動車メーカーと共同で、交換式バッテリーを使用するEVのモデルを共同開発していると発表。CATLはまた、2024年までにこれまでに6,000万回のバッテリー交換を完了し、また中国のEVメーカーであるNio Inc.は自社の車両の60%でバッテリー交換技術を利用していると明らかにしている。
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写真提供:Shutterstock