かつてマイクロソフト(NASDAQ:MSFT)のCEOを務めたスティーブ・バルマー氏は、自分の投資ポートフォリオの80%以上を1つの株に投じており、その手法が大きく報われている。
出来事: 先週日曜日に発表されたウォールストリートジャーナル(WSJ)のインタビュー(Q&A)で、バルマー氏は彼の保有する資産の80%以上が元々彼の所属していたマイクロソフトに関連しており、残りの20%は株式インデックスファンドに投資されていると語った。
彼は、特に2022年11月にマイクロソフト支援のもと誕生したAIのブームの後にマイクロソフトが見せた強いパフォーマンスを、自身の金融的成功の要因として挙げている。
「マイクロソフトのパフォーマンスは、私が保有している他の資産のどれよりも良かった」と彼は述べ、さらに「これが上手くいかなかったとは言いにくい」とも付け加えている。
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バルマー氏はマイクロソフトに4.5%の株式を保有している。2020年から現在に至るまで、マイクロソフトの株は年平均28.37%のリターンを獲得しており、S&P 500の年間平均リターン(約11.08%)を大きく上回っている。なお、彼の所持する株は現在、約3万3460億ドル(日本円にして約380兆円)の時価総額を持ち、これによってマイクロソフトは世界で3番目に価値のある企業になっている。
株式の年初来の上昇率は17.72%になる。これについてBenzinga Proのデータによると、マイクロソフト株は今年になってから17.72%上昇している。
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なぜ重要か: バルマー氏の投資戦略は、ウォーレン・バフェット氏の考え方に影響を受けている。バフェット氏は、一般投資家に対してS&P 500のインデックスファンドを推奨している。
バルマー氏は米国のプロバスケットボールチーム、ロサンゼルス・クリッパーズにも大きな投資をしており、この投資は2014年の20億ドルの購入から大いに評価されている。現在の評価額は550億ドルだ。バーロンバーグの「億万長者インデックス」によると、バルマー氏の純資産は1515億ドルになる。
今年早々、バルマー氏の資産はマイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツ氏を上回った。同氏の純資産は1600億ドルになる。なお、現在の段階での情報によると、バーンバーグの「億万長者インデックス」によると、ゲイツ氏の純資産は1600億ドルで、7位にランクインしている。
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