経済指標であるCNNマネーの「フィア&グリード指数」は、全体の市場センチメントに一部改善が見られる一方で、この日も「恐怖」ゾーンにとどまった。
水曜日、米国株は上昇してきた。ダウ平均株価指数はセッション中に300以上のポイントを獲得。
Nvidia Corp.(NASDAQ:NVDA)の株は、4-12月期決算が市場予想を上回る好決算を発表したことや、同日に資本支出予想を引き上げたGoogleの情報を受けて、水曜日に5%以上急伸しました。The Walt Disney Co.(NYSE:DIS)は、第1四半期の決算が予想を上回る好決算を発表。
経済指標では、米国の12月の貿易赤字は前月比78.9ドルから上方修正された98.4億ドル(市場予想は96.6億ドルの赤字)となった。米国経済におけるサービス業の景気指標であるISMサービス購買担当者景気指数(PMI)は、前月の53.4から1月は52.8に低下(市場予想は54.3)。
S&P 500指数の大半のセクターは、不動産、情報技術、および金融株が水曜日に上昇を記録し、市場全体で良好な結果を収めた。ただしコミュニケーションサービス業とディスクレショナリー消費財セクターは一部下げ、セッションの終わりには安値で推移。
水曜日、ダウ平均株価は3億173ポイント上昇して44,873.28の水準で終了。S&P 500指数は0.39%高の6,061.48で引け、ナスダック総合株価指数は0.19%高の19,692.33でこの日の取引を終えた。
水曜日、投資家はそれぞれ、Bristol-Myers Squibb Co.(NYSE:BMY)Amazon.com Inc.(NASDAQ:AMZN)およびHoneywell International Inc。(NASDAQ:HON)の決算発表を待っている。
これがCNNマネーのフィア&グリード指数とは
この日、指数は38.9から39.6に上昇し、前日と同様に「恐怖」ゾーンに留まった。
Fear & Greed Indexは、現在の市場センチメントを測定する指標。この指標は、より高い恐怖心が株価に圧力をかけるという前提に基づいている一方で、より高い利欲心は逆の効果をもたらすという考えも含まれている。この指標は7つの同等重み指標に基づいて算出されており、0から100の範囲で表される。0は最大の恐怖心を、100は最大の利欲心を意味する。
次の記事を読む
写真提供:シャッターストック