2四半期、米国バンクコープ(NYSE:USB)は、利益予想を上回る成績を収める一方で、売上の予想を下回り、その結果、株価は木曜のプレマーケット取引で下落した。
同社は2四半期、1.07ドルというアナリストの合意見解を上回る1株当たり調整後純利益1.11ドルを発表した。
売上は四半期 70.04億ドル(前年比2%増)という数字で、市場予想の72.52億ドルを逃した。
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米国バンクコープは米国会計基準(GAAP)ベースで、65.975億ドルの収益を記録し、アナリストの合意見解である72.52億ドルの予想を下回った。
同社CEOのガンジャン・ケディアは「売上の年間比トップライン成長と、我々の継続的なコスト管理によって、調整後の四半期のポジティブなオペレーティングレバレッジ250ベーシスポイントと、効率率59.2%の結果が出た」と語った。
金利純収益は1年以上で0.7%増の40.51億ドル、非金利収益は3.9%増の29.24億ドルとなった。
同社は純利益が181.5億ドルを記録し、これは1.3億ドル増となった。
米国バンクコープは、有形株主資本のリターンが18.0%、平均資産のリターンが1.08%、効率率が59.2%になった。
平均総貸付高は前年同期比1.0%増、リンク四半期比0.1%減となり、2025年第2四半期における貸付ポートフォリオ売却の影響を反映している。
平均総貸付高と販売用貸付高は、それぞれ前年同期比で1.7%増、リンク四半期比で0.7%増となった。
今回の四半期の信用損失引当金は、前年同期の5.68億ドルから11.8%減の5.01億ドルとなった。
ケディアは「今後も、我々は企業の中長期的な財務目標の達成に向け、我が社の戦略的な優先順位を実行し、慎重な進捗を続けることを約束している」と話した。
2025年6月30日時点で、米国バンクコープの第1一般的な資本比率(CET1比率)は10.7%となった。
見通し:米国バンクコープの2025年度税換算売上高は、2024年度に比べて3%-5%増加すると予想されている。
第3四半期には、金利純収益が約41.00億〜42.00億ドルの間であると見込んでいる。
株価動向USBの株価は1株43.99ドルで推移し、最終確認時点のプレマーケットで前日比3.7%の下落を見せている。
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