消費者金融保護局(CFPB)が、消費者情報会社のイークイファックス(Equifax Inc.)に対して、消費者の異議申し立てを適切に調査しなかったことにより、EFX(NYSE:EFX)に 制裁措置をとった。
CFPBの調査によると、イークイファックスは、消費者の異議申し立てを完全に調査しなかったことで、以前に取り除かれたエラーが再び現れたり、正確でないクレジットスコアや正確でない情報を貸し手と共有したりするなど、消費者に悪影響を及ぼしたという。
その結果、この命令により、イークイファックスには、連邦法を順守し、消費者金融保護局の被害者救済基金に1500万ドルの民事制裁金を支払うことが求められる。
同社は毎月多額の異議申し立てを処理しているが、公正信用情報法(FCRA)の法的要件を満たさなかった。
この法律により、消費者情報会社は異議申し立てられた情報の正確性を調査し、消費者のクレジットレポートが正確であることを保証する措置を講じることが義務付けられている。
注目のトピック
CFPBは、イークイファックスがブロックすべきクレジット情報を報告したことが、同社の最大の問題点だと指摘した。
「イークイファックスは、クレジットレポートに正確でない情報が記載されているという消費者の異議申し立てを調査し解決するという基本的責務に失敗した」と述べたのは、CFPBのロヒット・チョープラ長官。
彼はさらに、「本日の命令により、イークイファックスには民事制裁金の支払いと、クレジットレポートの異議申し立てに関する連邦法の順守が求められる」と語った。
株価動向: 最終確認時点の金曜日、EFXの株は前日比0.34%高の265.14ドルで取引を終えている。
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