米国食品医薬品局(FDA)は、2型糖尿病を患っている患者の慢性腎臓病の治療に有効な医薬品である<オゼンピック>を承認した。製造はノボ・ノルディスク(Novo Nordisk A/S)(NYSE:NVO)。
その他の詳細疾病管理予防センター(CDC)によると、3500万5000人以上のアメリカ人が慢性腎臓病を患っており、その原因はほとんどの場合、2型糖尿病の合併症である。新たなFDAの承認により、<オゼンピック>の利用範囲がさらに拡大し、健康保険のプランの対象となる可能性がある。
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フダのこの承認により、患者の心臓・腎臓・代謝症候群の状態に対処する範囲が広がった。この症候群は、放置しておくと重篤な結果をもたらすおそれがあるため、ノボ・ノルディスクのシニア・バイス・プレジデント、アナ・ウィンドル氏は火曜日に声明を発表し、この承認について次のように述べている。 Bloomberg報告より
<オゼンピック>と他のGLP-1s(糖尿病治療薬の一種)は、その高コストで人気を博している。
1月初めに、ノボ・ノルディスクの糖尿病治療薬とダイエット薬、<オゼンピック>、リベルサス、ウェゴビーの3製品が、全米医療保健機関(HHS)のメディケア第D部門の対象薬剤リストに追加された。これらの薬剤が、義務付けられた価格交渉のために選出された。
価格交渉は2025年に行われ、新価格は2027年に実施される予定だ。
NVOの株価動向 Novo Nordiskの株は、米国時間昨日の取引で2.65%減の85.19ドルで終了した。
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写真:シャッターストック