アセットマネジメント会社Ark Investの創設者であるドナルド・トランプ大統領のトークンの有用性について、Cathie Wood氏は水曜日に疑問を呈し、彼女の会社はメームコインへの投資を避けていると述べた。
出来事: Bloomberg TVとのインタビューの際、ウッド氏は、Official Trump(TRUMP)の立ち上げは「メームコインの瞬間」の一環だと語ったが、そのコインが何らかの形で役立つかどうかは、時が経って初めて分かることだという。
「つまり、このコインを持つとトランプ大統領に会えるという憶測がある。それが事実かどうかは分からない。これまでのところ、我々はこのコインに対して多くのユーティリティを把握していない。トランプ大統領のメームコインというだけのことだ」と、ベテラン投資家は述べている。
一方で、ウッド氏は、このトークンの立ち上げは、仮想通貨革命の「次の段階」を象徴する可能性があると指摘した。
仮想通貨に投資するかどうか尋ねられると、ウッド氏は、メームコインからはほとんど距離を置いており、代わりにビットコイン(BTC)、Ethereum(ETH)、Solana(SOL)といった「ビッグスリー」に焦点を当てていると回答した。
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投資の意義: 先週立ち上げられたメームコインは、価格と時価総額の乱高下を見せている。
ピーク時には、このコインは総額約750億ドルのバリュエーションを生み出し、多くの名だたる上場企業を上回っていた。執筆時点でそのバリュエーションは半分の約367.9億ドルに下落している。
このコインの供給量の80%をトランプ・オーガニゼーション(The Trump Organization)傘下の組織がコントロールしている。トランプ大統領にこのメームコインが稼いだ「数十億ドル」について問われたとき、彼はそれを「ピーナッツ」と表現した。
株価の動き: 本稿執筆時点で、TRUMPは36.59ドルで取引され、24時間で11.94%下落している、とCoinMarketCapのデータが示している。
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