米国時間2月22日、メドトロニック(Medtronic)(NYSE:MDT)は2025年第3四半期の82.9億ドル(約9兆7246億円)の売上を報告し、予想の832億ドルを下回った。
この医療機器メーカーは調整後1株あたり1.39ドルのEPS(1株当たり利益)も報告し、1.36ドル(約160.7円)のコンセンサスを上回った。売上は前年同期比2.5%増、純有機成長率4.1%増を記録した。
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同社のジェフ・マーサ議長兼最高経営責任者(CEO)は、「今四半期もまた、中一桁の有機売上成長により、私たちは私たちの総売上高率と営業利益率の両方に大幅な改善を実現しました」と語った。
「私たちがMedTechで最も魅力的な市場のいくつかの成長を挙げるために、この画期的な革新に対する長期的な投資の成果が見え始めています」
心臓血管セグメントの売上は304億ドル(約3兆5707億円)で、報告によれば前年同期比3.7%増の結果を記録し、有機成長率5%増を記録した。心臓リズム&心不全の中一桁増加、構造性心臓疾患&大動脈の中一桁増加、冠動脈&末梢血管の低一桁増加、すべてが同社の純有機成長率を背景にして実現している。
神経科学の売上は246億ドル(約2兆8822億円)で、報告によれば前年同期比4.4%増の結果を記録し、有機成長率5.2%増を記録した。有機成長率ベースでの神経モジュレーションの低二桁増加、クレニアル&スパイナルテクノロジーズの中一桁増加、スペシャリティ・セラピーの低一桁増加はすべて有機成長率ベースで増加している。
医療外科セグメントの売上は207億ドル(約2兆4253億円)で、報告によれば前年同期比1.9%減の結果を記録し、有機成長率0.4%減を記録した。手術&内視鏡の有機成長率は横ばいで、急性ケア&モニタリングの有機成長率は低一桁減少した。
糖尿病の売上は6.94億ドル(約8100億円)で、報告によれば前年同期比8.4%増の結果を記録し、有機成長率10.4%増を記録した。
今後の展望: メドトロニックは2025年度の有機売上高成長率が4.75%~5%の範囲になることを再確認した。
最近の外国為替レートが維持された場合、2025年度の売上成長率は約3.4%~3.8%になる。最近の外国為替レートが維持された場合、調整後の2025年の売上成長率は約3.4%~3.9%になる。
メドトロニックは2025年の調整後1株当たりのEPSは5.44ドル~5.50ドルで、コンセンサスは5.45ドルと予想している。
株価動向:最後のチェックで、火曜日のプレマーケット取引でMDT株は87.30ドルで前日比5.94%下落している。
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