1年前、インテル(NASDAQ:INTC)とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(NASDAQ:AMD)がS&P500のチャートでトップになると予想した人はほとんどいなかっただろう。しかし、2025年にはまさにそれが起きている。
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チップ株が巨人をしのぐ
Mag 7の年初来の株価上昇率は以下の通りである。
- アップル(NASDAQ:AAPL)、+10%
- マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)、+29%
- メタ・プラットフォームズ(NASDAQ:META)、+25%
- テスラ(NASDAQ:TSLA)、+21%
- アルファベット(NASDAQ:GOOGL)(NASDAQ:GOOG)、+41%
- アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)、+4%
エヌビディア(NASDAQ:NVDA)が今年45%上昇し、最も大きな利益を上げている。投資家は今やエヌビディアの独占状態を越えて、追いつこうとしている企業に注目している。AMDは年初来114%急騰し、インテルも105%上昇し、Mag 7の重鎮を楽にアウトパフォームした。
インテルのファウンドリ復活とAMDのデータセンターでの勢いは、両社を老舗のチップメーカーではなくAI銘柄へと転換させている。
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テック株の静かなローテーション
過去2年間のほとんど、市場の物語はビッグテックが主導してきた。しかし今、静かなローテーションが進行中である。投資家は1兆ドルの企業の枠を越えてAI関連の銘柄を購入しており、AI成長の次の段階は単にAIの応用をする企業ではなく、AIを実現する企業が主導するだろうと考えている。
インテルの製造推進とAMDの積極的な製品ロードマップは、両社の成長物語を復活させた。両社のパフォーマンスは、AIハードウェアのような構造的トレンドが拡大した場合、リーダーシップがどれほど迅速にシフトできるかを示している。
重要な理由
市場のメッセージは明確である。AIによる利益はもはやMag 7に限定されない。今年インテルとAMDの株価が3桁上昇したことで、チップ銘柄の勢いは正式に次の段階に入り、旧リーダーと新リーダーの間のギャップは急速に縮まっている。
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